KEYWORD · 都庁 年収
都庁の年収はいくら?東京都職員の平均給与月額・賞与・手取りの目安を解説
都庁(東京都職員)の年収を公表資料から整理。平均給与月額は約41万〜43万円、平均年齢は39〜41歳で、賞与を含めた年収はおおむね700万円台が目安です。初任給・手取り・職種別の差・民間比較・退職手当まで解説します。
都庁(東京都職員)の年収はいくら?
結論からいうと、都庁(東京都職員)の年収は職種や役職による差が非常に大きく、平均給与月額は約41万〜43万円(諸手当込み・賞与を除く)、賞与を含めた年収はおおむね700万円台がひとつの目安になります。ただしこれは公表された「平均給与月額」と「賞与の支給月数」から単純計算した概算です。実際の金額は勤続年数・役職・各種手当の有無で変わるため、断定はできません。以下では公表資料の数値をそのまま示しつつ、年収・手取りの考え方を整理します。
平均給与月額(諸手当込み・賞与を除く)
東京都人事委員会の令和7年勧告の資料によると、公営企業職員を除く職員146,082人の平均給与月額は433,563円、平均年齢は39.3歳です。平均給与月額とは「給料+諸手当(期末・勤勉手当を除く)」の合計を指します。
| 給料表 | 人数 | 平均給与月額 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 全給料表 | 146,082人 | 433,563円 | 39.3歳 |
| 行政職(一) | 23,705人 | 413,408円 | 40.6歳 |
| 行政職(一)(新規学卒を除く) | 22,879人 | 418,577円 | 41.3歳 |
| 公安職 | 59,305人 | 427,160円 | 39.2歳 |
| 教育職 | 59,964人 | 448,863円 | 38.7歳 |
| 医療職(一) | 144人 | 841,331円 | 45.7歳 |
| 指定職 | 68人 | 996,812円 | 57.0歳 |
なお、東京都の「都職員の給与の状況」ページでは、一般行政職の平均給与月額470,901円(42.3歳)、警察職541,980円(40.5歳)、小中学校教育職458,724円(39.7歳)といった数値も公表されています。これは集計の対象範囲や時点が人事委員会の調査と異なるためで、どちらか一方が誤りというわけではありません。参照する際は「どの資料の数値か」を確認しましょう。
賞与(期末・勤勉手当)と年収の目安
都職員の賞与にあたる特別給(期末・勤勉手当)は、令和7年勧告で年間4.85月分から4.90月分へ引き上げられました(指定職3.70月分、特定任期付職員3.90月分、定年前再任用短時間勤務職員2.60月分)。同じ勧告では、民間従業員の特別給の支給割合が年間4.90月分で、職員の支給月数を上回っていたことが示されています。
この支給月数を使って単純に試算すると、行政職(一)の平均的な職員(平均給与月額418,577円)では、例月給与が約502万円、賞与が約200万円となり、年収はおおむね700万円前後という計算になります。全給料表の平均(433,563円)で同じ計算をすると、年収は700万円台前半が目安です。あくまで概算であり、実際の賞与の算定基礎には給料・扶養手当・地域手当などが用いられる点には注意してください。
初任給の水準
令和7年4月1日現在とされる公表値では、一般行政職の初任給は1類(大学卒)225,500円、3類(高校卒)188,000円です。警察職は1類251,800円・3類220,600円、教育職は大学卒241,700円・短大卒225,600円となっています。これに扶養手当・地域手当・住居手当・通勤手当などが加算されます。令和7年勧告では、人材確保の観点から初任給の引き上げや、27歳までの職員の住居手当を30,000円とする見直しも盛り込まれています。
手取りの考え方
公表されている平均給与月額や年収はあくまで「額面」です。実際の手取りは、共済組合掛金、所得税、住民税、雇用保険料などが差し引かれた後の金額になります。一般的な目安としては**額面のおよそ75〜80%**程度と考えられ、年収700万円台であれば手取りはおおむね520万〜570万円前後という試算になります(あくまで目安であり、家族構成や控除状況で変わります)。
職種・役職で大きく変わる
都庁といっても、一般行政職、警察・消防などの公安職、教員などの教育職、医療職、技能労務職、指定職では給与水準が大きく異なります。管理職になれば給料の特別調整額(管理職手当)が加わり、指定職では平均給与月額が約99.7万円に达するなど、役職による差は非常に大きいのが実情です。
民間との比較と退職手当
令和7年の公民較差は、職員418,577円に対し民間従業員432,157円で、民間が13,580円(3.24%)上回りました。また退職手当は勤続35年で43.0月分が最高限度とされ、令和6年度の退職者1人当たり平均支給額は、定年等退職で2,235万円(平均勤続34年11月)と公表されています。
よくある質問
Q. 都庁の年収は国家公務員より高いですか。 手当や地域手当の水準が異なるため一概にはいえません。東京都は地域手当が手厚い一方、勧告では民間との較差が示されています。
Q. 都庁の年収は残業代込みですか。 平均給与月額には超過勤務手当などの諸手当が含まれます。残業時間は部署により大きく異なります。
まとめ
都庁の平均給与月額は約41万〜43万円、平均年齢は39〜41歳で、賞与を含めた年収はおおむね700万円台が目安です。初任給は大卒で20万円台前半から始まり、役職が上がるほど大きく伸びます。実際の手取りは額面の75〜80%程度を目安に考え、正確な条件は最新の条例・募集要項で確認してください。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。