KEYWORD · ウーバーイーツ 給料

ウーバーイーツの給料はいくら?平均時給1,351円・月収・年収と手取りの考え方

ウーバーイーツ配達員の給料(報酬)を調査データで解説。272人調査の平均時給1,351円、86人アンケートの月収分布、専業・副業の年収目安、売上と手取りの違い、確定申告の注意点までをまとめます。

ウーバーイーツの「給料」は、実は給料ではありません

ウーバーイーツの配達員は、雇用契約ではなく業務委託(個人事業主)として働きます。そのため受け取るお金は「給料」ではなく、配達1件ごとに支払われる出来高制の報酬=売上です。最低賃金の適用もなく、交通費・通信費・車両維持費・社会保険料は自分で負担する点が、会社員の給料とは大きく異なります。

以下では、公開されている複数の調査をもとに、平均時給・月収・年収の目安と、手取りを考えるときの注意点を整理します。

平均時給の目安は全国平均1,351円

複数アプリを併用する配達員272人を対象とした調査では、Uber Eats の平均時給は全国平均1,351円、東京では1,405円(全国より約54円高い)という結果でした。同じ調査による1件あたりの平均報酬は592円です。

項目 目安金額
全国平均時給 1,351円
東京の平均時給 1,405円
1件あたり平均報酬 592円
バイク利用時の時給 1,411円
軽自動車利用時の時給 1,333円
自転車利用時の時給 1,320円

車両別ではバイクが最も高く、自転車が最も低い傾向です。なお、東京・都心で活動する自転車配達員1人の配達履歴を時給換算した記録では、2019年1,150円→2024年1,414円→2025年1,827円と推移し、クエストなど特別報酬が収入の約12〜21%を占めていたと報告されています。これはあくまで1人分の記録であり、誰にでも当てはまる数字ではない点に注意してください。

月収の目安:月5万円未満が約6割

Uber Eats 配達員86人へのアンケート(2025年1月28日〜2月4日)では、月収(報酬)の分布は次のとおりでした。

  • 0〜9,999円:10.5%
  • 10,000〜29,999円:29.1%(最多)
  • 30,000〜49,999円:20.9%
  • 50,000〜99,999円:20.9%
  • 100,000〜199,999円:12.8%
  • 200,000円以上:5.8%

月5万円未満が約60%、月10万円以上は約18%にとどまり、回答者の93%が副業として働いていました。つまり平均像としては「スキマ時間に短時間だけ稼ぐ副業」が中心で、月収の平均値だけを見ると実態を誤解しやすいといえます。

年収の目安:専業は売上ベース360万〜540万円の推計

確定申告サービスを提供する企業のブログでは、次のようなシミュレーションが示されています(条件次第の目安=推定値です)。

働き方 月の売上 年収(売上ベース)
専業フルタイム(週5〜6日・1日8〜10時間) 30万〜45万円 360万〜540万円
副業(週2〜3日・1日3〜4時間) 3万〜8万円 36万〜96万円

専業で年収500万円前後という数字を見かけることもありますが、これはあくまで売上の推計であり、手元に残る金額ではありません。

手取りの考え方:売上400万円でも手取りは220万〜265万円ほど

個人事業主は売上から経費・社会保険料・税金をすべて自分で支払います。売上400万円の場合の一例として、経費約70万〜100万円、社会保険料(国民健康保険・国民年金)約50万〜60万円、税約15万〜20万円を差し引くと、手取りは約220万〜265万円になると試算されています(推定値)。これは会社員で年収400万円の人の手取り約310万〜320万円より少ない水準です。

車両を使う場合、軽バンなどでは月5万〜8万円の経費がかかることもあります。また副業の場合、年間の所得(売上−経費)が20万円を超えると確定申告が必要です。

収入は需要・天候・時間帯・エリアによって大きく変動し、最低賃金による下限の保証もありません。2025年12月の報酬改定で「配達調整金」が見直されたという記述もありますが、これは未確認情報として扱ってください。

他のデリバリーサービスとの比較

同じ272人調査では、他社の平均時給は出前館1,438円、Wolt1,334円、menu1,324円でした。Uber Eats の1,351円は他社とほぼ同水準で、極端に高い・低いわけではないという結果です。複数アプリを併用して稼働の空白時間を減らす働き方も一般的になっています。

よくある質問

Q. ウーバーイーツの時給はいくらですか? A. 272人調査では全国平均1,351円、東京1,405円です。ただし自己申告アンケートの平均値であり、エリアや稼働時間帯で大きく変わります。

Q. 月5万円未満の人が多いのはなぜですか? A. 回答者の93%が副業として働いており、稼働時間そのものが短いためです。専業で長時間稼働すれば売上は大きく変わります。

Q. 専業で年収500万円は可能ですか? A. 売上ベースでは360万〜540万円という推計がありますが、経費・社会保険料・税金を引いた手取りは大幅に減ります。断定はできません。

Q. 確定申告は必要ですか? A. 副業でも年間所得が20万円を超える場合は確定申告が必要とされています。

まとめ

ウーバーイーツの「給料」は、業務委託の出来高報酬であり、平均時給はおおむね1,300〜1,400円台という調査結果が複数あります。一方で月収5万円未満が約6割というデータが示すように、多くの人は短時間の副業として利用しています。専業の年収360万〜540万円という数字は売上ベースの推定であり、手取りは大きく下がることを忘れないようにしましょう。紹介した数値はいずれも任意回答のアンケートや個人の記録に基づく目安です。実際の収入はエリア・時間帯・働き方で変わるため、ご自身の稼働条件に当てはめて考えることをおすすめします。

本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。

記事一覧へ戻るトップへ