KEYWORD · 公務員 平均年収
公務員の平均年収はいくら?国家・地方別の給与額と手取り目安を解説
公務員の平均年収を国家公務員・地方公務員別に解説。人事院や総務省の調査をもとに、平均給与月額は約41万円台、平均年収は約666万〜689万円が目安である点や、俸給表・職種別の違い、手取りの考え方、ボーナスや退職手当の概要までまとめました。
公務員の平均年収はどのくらい?
国家公務員(すべての俸給表の対象者)の平均給与月額は約41万4,801円で、これを12カ月分に年間4.6カ月分の賞与(期末・勤勉手当)を加えて試算した平均年収は約684万〜689万円が目安です。行政職俸給表(一)の適用者に限ると平均給与月額は約40万5,378円〜41万4,480円、平均年収は約673万円程度とされます。
地方公務員は、総務省の調査で諸手当を含む平均給与月額が約41万6,075円、賞与の平均が約166万9,417円とされ、単純計算では平均年収は約666万円。一方、平均給与月額36万1,724円・年収約600万円とする試算もあり、調査方法や諸手当の扱いの違いで数字がぶれます。断定せず幅で捉えるのが安全です。
俸給表・職種別の年収目安
俸給表別の平均給与月額は、指定職が約103万3,216円、医療職(一)が約84万5,153円、研究職が約56万4,510円、教育職(一)が約47万5,312円、税務職が約42万9,500円、公安職(一)が約38万8,322円、行政職(二)が約33万0,553円です。
職種別の推定年収では、医師・歯科医師が約1,303万円、事務次官・本府省局長などが約1,822万円と高くなる一方、一般行政事務が約673万円、技能・労務職員が約518万円という試算もあります。役職や専門性で差が大きい点が特徴です。
経験年数と初任給の目安
大卒者の推定年収は1年未満で約336万円、10年以上15年未満で約490万円、35年以上で約676万円。高卒者は1年未満で約283万円、35年以上で約656万円とされます。初任給は総合職院卒で30万2,560円、同大卒程度で28万4,800円、一般職大卒程度で27万1,200円、高卒者で23万2,800円が目安です。
手取りの考え方
平均給与月額や平均年収は額面であり、実際の手取りは所得税・住民税・社会保険料・共済組合掛金などが差し引かれます。一般には額面の75〜80%程度が手取りの目安とされ(推定)、年収689万円なら手取り約510万〜550万円、月収41.5万円なら手取り約31万〜33万円程度という計算になります。扶養人数、地域手当や住居手当の有無で変わるため、参考値としてご活用ください。
押さえておきたいポイント
ボーナスは令和6年度で俸給などの4.6カ月分。手当は扶養・住居・通勤・地域・単身赴任などが条件に応じて支給されます。退職手当は行政職(一)適用者で平均約2,186万円、定年退職では約2,694万円とのデータもあります。地域手当により都市部ほど給与水準が高くなる点も、比較時のポイントです。
FAQ
Q. 公務員の平均年収は民間より高いですか? A. 職種・年齢・地域の構成が異なるため単純比較はできません。公務員は約666万〜689万円が目安というデータがある一方、民間は企業規模や業種で大きく変動します。
Q. 手取りはいくらですか? A. 公表データは額面が中心で、手取りは示されていません。目安として額面の75〜80%程度(推定)で考えるとよいでしょう。
Q. 国家公務員と地方公務員はどちらが高いですか? A. 調査により平均給与月額はほぼ同水準(約41万円台)との結果がありますが、手当や賞与の規定は自治体ごとに異なります。
まとめ
公務員の平均年収は、国家公務員で約684万〜689万円、地方公務員で約600万〜666万円といった幅で示されることが多く、俸給表や職種、経験年数、勤務地域によって大きく変わります。手取りは額面より2〜3割程度少なくなる点を踏まえ、給与明細や採用条件とあわせて確認することをおすすめします。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。