KEYWORD · 図書館司書 年収
図書館司書の年収はいくら?正規・非正規・公務員別の目安と手取りを解説
図書館司書の年収は、正規・非正規・公務員で大きく異なります。全国統計の平均約591万円はサンプルが少なく参考値です。実感に近い年収200万〜450万円のレンジ、公務員の初任給や手取りの考え方、パート・派遣の時給目安まで、出典をもとにわかりやすく整理します。
図書館司書の年収は「正規採用か、非正規(派遣・パート・嘱託)か」で大きく変わります。全国統計では平均年収約591万円という数字がありますが、これはサンプル数が少なく、実態より高く出ている可能性が指摘されています。実際には年収200万〜450万円程度が多いとされ、まずはこのレンジを頭に入れておくとよいでしょう。
図書館司書の年収目安(働き方別)
| 区分 | 金額の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 全国統計の平均 | 約591万円(月給383,100円+年間賞与1,312,900円、平均42.7歳) | 厚生労働省の賃金構造基本統計調査ベース。サンプルが少なく参考値 |
| 事業所規模別 | 10〜99人:約507万円/100〜999人:約610万円/1,000人以上:約663万円 | 規模が大きいほど高めの傾向 |
| 一般の図書館司書(実感値) | 年収200万〜450万円が多い | 正規・非正規を混ぜたイメージ |
| 公務員司書(地方) | 初任給 月19万〜23万円、年収約360万〜420万円+諸手当 | 自治体により差がある |
| 国立大学法人 | 年俸300万〜400万円(有期3〜5年、ボーナスなしの例) | 任期付きのケース |
| 派遣 | 時給1,300〜1,500円前後 | 勤務時間数により変動 |
| アルバイト・パート | 時給1,000円前後 | 年収100万円台も珍しくない |
自治体の例では、埼玉県庁の司書で初任給約228,100円・1年目約376万円・5年目約425万円という概算も紹介されています(推定を含む概算値です)。
手取りの考え方
上記はいずれも額面(総支給額)です。実際の手取りは社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)と所得税・住民税が差し引かれ、おおむね額面の75〜85%程度が目安とされます(推定)。たとえば年収200万円なら月の手取り15万〜18万円、年収300万円なら月20万〜23万円ほどという試算があります。
非正規の場合は社会保険に加入していない、賞与や昇給がないというケースも多く、手取りベースではさらに厳しくなりやすい点に注意してください。学校司書は一般事務扱いとなり、教員と同じ水準の給与は出ないとされることが多いです。また、短時間勤務では手取り月9万8千円といった低収入事例が報じられたこともあります。
正規・非正規の比較ポイント
- 給与の安定性:公務員・大学法人の正規は昇給・賞与があり、年収が上がりやすい
- 雇用期間:大学法人や派遣は有期・任期付きが多い
- 社会保険:パート・アルバイトは加入要件を満たさない場合がある
- 勤務時間:パートは日給・時給単位のため、年収は勤務日数に左右される
- 手当:期末手当・通勤手当の有無で年収差が大きくなる
よくある質問
Q. 図書館司書は高収入ですか? 平均約591万円という統計値はありますがサンプルが少なく、実態は年収200万〜450万円程度が多いとされています。一般には高収入とは言いにくい職種です。
Q. 司書資格があれば年収は上がりますか? 資格は応募条件になることはありますが、それだけで給与が大きく上がるわけではありません。雇用形態や勤務先の規模、自治体の給与表が影響します。
Q. パートでも社会保険に入れますか? 勤務時間や勤務日数などの要件を満たせば加入対象になります。募集要項や雇い入れ時に確認しましょう。
まとめ
図書館司書の年収は、正規・非正規の別と勤務先によって大きく変わります。全国統計の約591万円は参考値にとどめ、公務員の正規で年収360万〜420万円+諸手当、一般には200万〜450万円というレンジで考えるのが現実的です。手取りは額面の75〜85%程度になる点も踏まえ、応募先の給与表・雇用形態・各種手当を必ず確認したうえで判断しましょう。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。