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AIエンジニアの年収はいくら?平均600万円台の内訳と手取りの目安

AIエンジニアの平均年収は公的統計で609.8万円、民間求人集計で626万〜677万円、転職サービスの自社調査で平均642万円と、おおむね600万円台です。本記事では年代別・雇用形態別のレンジ、手取りの目安(額面の75〜80%程度・推定)、年収を比較する際のチェックポイントを出典付きで整理します。

AIエンジニアの年収はどのくらい?

「AIエンジニア」と一口に言っても、機械学習モデルの開発、データ基盤の構築、プロンプト設計、AIを組み込んだアプリ開発、AI導入コンサルティングなど業務は幅広く、年収も経験・雇用形態・勤務地によって大きく変わります。このページでは、公的統計と民間調査の数値を整理し、平均年収の目安と手取りの考え方をまとめます。

※数値はいずれも各サイトの掲載時点のもので、母集団(公的統計/求人票/登録者アンケート)が異なるため、単純比較はできません。

平均年収は600万円台がひとつの目安

厚生労働省のjob tag(賃金構造基本統計調査ベース)では609.8万円、求人ボックス(全国)の求人票集計では626万円、レバテックキャリアの求人30件の中央値では677万円、Geeklyの自社調査(2025年6月〜2026年5月、4,548名)では平均642万円・中央値600万円という結果です。調査方法が違うため幅はありますが、おおむね600万円台が目安と考えてよいでしょう。東京都に限定した求人票では720万円と、勤務地によっても差が出ます。

年代別・雇用形態別の年収レンジ

年代別の目安(AI転職ラボが公的・民間統計を加重平均したもの)は次のとおりです。

  • 20代前半:350〜450万円(中央値400万円)
  • 20代後半:450〜600万円(中央値520万円)
  • 30代前半:550〜750万円(中央値650万円)
  • 30代後半:650〜900万円(中央値780万円)
  • 40代前半:750〜1,100万円(中央値900万円)
  • 40代後半:850〜1,300万円(中央値1,050万円)

厚生労働省の賃金構造基本統計調査2023年ベースでAIエンジニア区分を集計したsalary-labのデータでは、25〜29歳395万円、30〜34歳460万円、35〜39歳521万円、40〜44歳602万円、45〜49歳651万円、50〜54歳660万円、55〜59歳692万円となり、40代以降は伸びが緩やかになる傾向が読み取れます。

雇用形態別(AI転職ラボ)では、正社員(事業会社)400〜1,500万円、正社員(コンサル・SIer)500〜1,800万円、業務委託(準委任)600〜1,500万円(月単価50〜125万円)、フリーランス(プロンプト系)800〜1,500万円、フリーランス(機械学習系)900〜2,000万円(月単価80〜170万円)とされています。

企業規模別では、従業員1,000人以上610万円・100〜999人529万円・10〜99人492万円という集計がある一方、5,000人以上では平均865万円・中央値960万円という調査もあり、規模が大きいほど高めになる傾向がうかがえます。ただし「月収の差は小さく、大半は賞与」という指摘もあり、差の多くは賞与で生まれる点に注意してください。

手取りの考え方

手取り額は出典に記載がないため、ここからは一般的な控除率からの推定です。額面年収から社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険など)と所得税・住民税が差し引かれ、手取りは額面のおよそ75〜80%が目安とされます。年収600万円なら手取り約450〜480万円、年収1,000万円なら約700〜750万円程度という計算になります。あくまで概算であり、家族構成やお住まいの自治体、賞与の割合によって変わります。

求人票の金額は「提示額」であり、実際の支給額とは別物だと出典側も明記しています。また、賞与込みの年収かどうかで毎月の手取りは大きく変わるため、月々のキャッシュフローを重視するなら内訳の確認が欠かせません。

業務委託やフリーランスは、国民健康保険・国民年金を自分で負担し、確定申告も必要です。経費計上によって実質的な手取りは増えますが、案件が途切れると収入が止まるリスクがあります。

年収を比較するときのチェックポイント

  • 調査の母集団(公的統計/求人票/登録者アンケート)が何か
  • 賞与込みの年収か、月給ベースか
  • 勤務地(東京都の求人は全国平均より高めに出やすい)
  • 雇用形態(正社員か業務委託・フリーランスか)
  • 業務内容(機械学習の研究開発か、AIを活用した開発か、コンサルティングか)

同じ「AIエンジニア」という職種名でも、これらの条件が違えば金額は大きくずれます。複数の調査を並べて比較する際は、条件をそろえて考えるようにしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. AIエンジニアの平均年収はいくらですか? A. 公的統計で609.8万円、民間の求人集計で626万〜677万円、転職サービスの自社調査で平均642万円・中央値600万円と、おおむね600万円台に収まります。

Q. 未経験からでも高年収を目指せますか? A. 20代前半は350〜450万円程度が目安とされ、そこから経験を積んで上がっていく形です。未経験の時点で高い年収を得るのは一般的には難しいと考えてください。

Q. フリーランスのほうが稼げますか? A. 機械学習系で900〜2,000万円といったレンジが示されていますが、社会保険料の自己負担や案件が途切れるリスクを踏まえて判断する必要があります。

まとめ

AIエンジニアの年収は、出典によって差はあるものの、平均で600万円台がひとつの目安です。20代は350万円前後から始まり、30代で650〜900万円、40代以降は1,000万円を超えるケースも出てきます。手取りは額面の75〜80%程度(推定)と考え、提示額の内訳と雇用形態を確認したうえで比較してください。

本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。

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