KEYWORD · 高卒 平均年収
高卒の平均年収はいくら?年齢別・手取り目安と大卒との差を解説
高卒の平均年収を厚生労働省の賃金構造基本統計調査ベースで解説。全体は約347万〜357万円、20代は約261万〜302万円が目安です。手取りは額面の75〜80%程度。年齢別レンジや大卒との差、初任給、注意点もまとめます。日本全体の給与統計との比較も紹介します。
高卒の平均年収は約347万〜357万円が目安
日本の高卒者の平均年収は、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」をもとにした所定内給与(残業代・賞与を含まない月額)×12カ月の単純計算で、おおむね347万〜357万円とされます。令和6年調査ベースでは月28万8,900円で年約347万円、令和7年調査ベースでは月29万7,200円で年約356万6,400円。同じ高卒でも調査年・集計方法で差が出るため、幅で見るのが安全です。男女別では男性約376万円、女性約285万円という目安も示されています。
年齢別の年収レンジ
高卒の年収は20代で低く、30〜40代で上がり、50代前半で頭打ちになる傾向があります。令和7年データの月給×12の概算は次のとおりです。
- 20〜24歳:約270万円
- 25〜29歳:約302万円
- 30〜34歳:約331万円
- 35〜39歳:約356万円
- 40〜44歳:約371万円
- 45〜49歳:約387万円
- 50〜54歳:約402万円
- 55〜59歳:約399万円 令和6年ベースでは20代前半約261万円、20代後半約292万円との整理もあります。初任給は高卒月20万7,300円で、1年目年収は約248万7,600円が目安です。
手取りの考え方
上記は額面(社会保険料・税金控除前)の年収です。手取りは一般に額面の75〜80%程度といわれます。高卒平均額面347万〜357万円なら、手取り年収は約260万〜285万円、月換算で約21.7万〜23.8万円が一つの目安です。初任給月20万7,300円でも、1年目は住民税がかからないため手取り約16.8万円前後との試算があります。ただし賞与・残業代・各種手当、扶養、住居、自治体の税率で大きく変動します。厳密な金額は勤務先の条件で試算してください。
大卒・全体平均との比較
高卒は大卒より平均年収が低い傾向です。令和7年調査では大卒平均月39万6,300円で年約475万6,000円、高卒との差は約119万円とされます。専門学校卒は約376万円、高専・短大卒は約385万円、大学院卒は約621万円の年収換算です。一方、国税庁「民間給与実態統計調査」の給与所得者全体平均は478万円で、高卒平均はこれを下回る水準です。ただし企業規模・役職・雇用形態・業種で差が大きく、大企業の係長級高卒が中小企業の非役職大卒を上回る例もあります。
FAQ
Q. 高卒平均年収は信頼できる?
公的統計がベースですが、所定内給与の単純年換算であり、賞与・残業代が含まれません。実際の年収は50万〜100万円程度高くなるケースが一般的との指摘もあります。必ずレンジと注意書き付きで見てください。
Q. 手取りだけ知りたい
額面の約75〜80%で概算します。額面350万円なら手取り約262万〜280万円、月約21.8万〜23.3万円です。
Q. 中央値は?
提供データでは高卒限定の中央値は明示されていません。平均値は高所得者に引っ張られるため、中央値は平均より低めに出る可能性があります。
まとめ
高卒の平均年収は、公的統計ベースで約347万〜357万円、20代は約261万〜302万円、30代以降は約331万〜402万円へ上がる目安です。手取りは額面の75〜80%程度で、約260万〜285万円を見込むケースが多いでしょう。調査年・企業規模・役職で差が大きいため、あくまで参考値として自分の条件で確認してください。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。