KEYWORD · 教授 年収
教授の年収は約1,082万円|国立大学教授の平均・手取り・年代別の目安を解説
教授の年収は約1,082.6万円(令和7年・techoffer.jp)、国立大学法人の教授は平均1,119.1万円(令和7年度・nyumon-info.com)が目安です。年代別・規模別のレンジ、賞与込みの考え方、手取りの注意点、よくある疑問を公的統計ベースで整理します。
「教授 年収」で調べると、大学教授の平均はおおむね1,080万〜1,120万円前後という数字が出てきます。令和7年の賃金構造基本統計調査では、大学教授(高専含む)の推計年収は約1,082.6万円、2025年の全国目安は1,083万円とほぼ一致します。一方、国立大学法人の教授に限ると平均年間給与は1,119.1万円と、全体平均よりやや高めです。ここでは年収の内訳、年代・組織規模による差、手取りの考え方を整理します。
教授の平均年収と給料の内訳
賃金構造基本統計調査をもとにした大学教授(高専含む)の推計値は次のとおりです。
- 平均年齢:57.5歳
- 月給(きまって支給する現金給与額):667.8千円
- 年間賞与その他特別給与額:2,812.8千円
- 推計年収:約1,082.6万円
計算式は「月給×12か月+年間賞与」です。667.8千円×12か月=8,013.6千円に、賞与2,812.8千円を加えて約1,082.6万円になります。賞与が年収に占める割合は約26%と大きく、月給だけを見て年収を判断すると実態より低く見積もってしまう点に注意してください。なお、この統計は税金・社会保険料を差し引く前の金額です。
やや古いデータですが、2019年の大学教授の平均年収は1,100.62万円で、男性1,117.26万円・女性1,029.55万円でした。2025年の全国目安1,083万円と合わせて見ると、大学教授の年収はおおむね1,080万〜1,100万円台で推移していると考えられます。
国立大学法人の教授は平均1,119.1万円
文部科学省の令和7年度資料を集計した国立大学法人81法人のデータでは、職位別の平均年間給与は次のとおりです。
- 教授:1,119.1万円(平均年齢56.8歳)
- 准教授:911.1万円(50.7歳)
- 講師:844.6万円(49.4歳)
- 助教:730.4万円(45.5歳)
- 全体:989.7万円(52.7歳)
同じ「教授」でも、国立大学法人の平均は全国平均より40万円前後高い水準です。大学ごとの差も大きく、最も高い例として東京大学の教授1,282.3万円が挙げられています(同)。国立大学法人以外の私立・公立大学については、賃金構造基本統計調査に設置形態別の年収区分がないため、公的な年収比較はできません。令和元年度の学校教員統計調査では給料月額のみ国立536,900円・公立540,400円・私立570,300円と公表されていますが、賞与や手当を含まないため年収の比較には使えません。
年代別・組織規模別の年収レンジ
大学教授(高専含む)の年齢階級別推計年収は、次のような推移です。
- 30〜34歳:約559.4万円
- 35〜39歳:約847.7万円
- 40〜44歳:約947.4万円
- 45〜49歳:約1,048.6万円
- 50〜54歳:約1,129.7万円(ピーク)
- 55〜59歳:約1,120.6万円
- 60〜64歳:約1,113.5万円
- 65〜69歳:約989.0万円
1,000万円台に乗るのは45歳前後からで、50代前半が最も高くなります。65歳以降は1,000万円を下回る点も押さえておきましょう。25〜29歳は約475.2万円とされていますが、労働者数が170人と極端に少なく、賞与が0.0千円で計上されているため参考値として扱うのが安全です。
組織規模別では、1,000人以上が約1,144.8万円、100〜999人が約981.7万円、10〜99人が約819.4万円で、最大約325万円の差があります(同)。公開情報の中央値でも1,000人以上は68.3万円、10〜99人は55.3万円と差が出ています。ただし、これは大学の設置形態ではなく運営組織の従業員規模を表す指標です。
手取りの考え方と注意点
公的統計の年収は額面であり、実際の手取りは税金・社会保険料を差し引いた金額になります。大学教授の平均月給66.5万円をもとにした都道府県別の手取り月額の目安は、京都府54.1万円(月給73.9万円)、東京都52.7万円(同71.7万円)、香川県41.0万円(同53.7万円)などです(同)。
ただし注意点があります。
- この手取りは「月給から社会保険料・所得税・住民税の概算を引いた目安」で、独身・扶養なし・40歳未満の会社員を想定した計算です。大学教授にそのまま当てはめると誤差が出ます。
- 賞与にも社会保険料と税金がかかるため、手取り月額を単純に12倍しても年収の手取りにはなりません。
- 年収1,000万円前後の手取り年収は、一般的に700万〜800万円台になるケースが多いとされますが、これは一般的な傾向からの推定であり、大学教授の全国平均手取り年収を示す公的統計は確認できません。扶養の有無、年齢、自治体の税率で変動するため、レンジとして捉えてください。
教授の年収を左右するポイント
教授の年収は、大学の設置形態や規模、地域、専門分野、就任年齢によって変わります。平均年齢57.5歳・平均勤続年数16.0年という数字が示すとおり、高い年収を得られるのは職業人生の後半です。生涯収入で見ると印象ほど高くならない可能性がある点も、進路を考えるうえでは知っておきたいところです。
よくある質問
准教授の年収はいくらですか?
国立大学法人では准教授の平均年間給与は911.1万円です。教授との差は約208万円あります。
私立大学教授の年収はわかりますか?
設置形態別の年収統計がないため、公的な平均値は確認できません。私立は給料月額がやや高い傾向が示される資料もありますが、賞与を含む年収比較はできません。
教授の手取り年収は700万円程度ですか?
額面1,000万円前後であれば手取りは700万〜800万円台という説明がよくされますが、個別の条件で変わる推定値です。正確な金額は勤務先の給与明細や源泉徴収票で確認してください。
まとめ
教授の平均年収は約1,082.6万円、国立大学法人の教授は1,119.1万円が目安です。月給は約66.5万円で、賞与が年収の約26%を占めます。手取りは公的な全国平均が確認できないため、月給・賞与から概算し、扶養や地域差を踏まえて幅を持って考えるのが現実的です。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。