KEYWORD · 医者年収
医者年収の平均は?勤務医・開業医・手取りの目安を最新データで解説
医者年収の平均を最新資料から整理。賃金構造基本統計調査では平均1,512万円、勤務医は約1,461〜1,485万円、開業医は約2,600万円台などの差があります。副業込みの中央値や年代別・診療科別の目安、年収1,500万円前後の手取り、開業医数値の注意点も解説します。
医者年収の目安:結論
- 公的統計ベースの平均年収(給与)は約1,512万円です。これは副業・アルバイト収入を含まない給与ベースの数値です。
- 副業・アルバイト込みの実態は中央値1,700万円前後、主たる勤務先のみでは中央値1,300万円とするアンケートがあります。
- 勤務医は約1,461〜1,485万円、開業医・院長は約2,587〜2,637万円の調査値があります。ただし開業医は事業利益で、給与や手取りとは単純比較できません。
- 手取りは額面の約65〜73%が目安です。年収1,500万円なら約950〜1,050万円、1,700万円なら約1,133万円前後になります。
平均年収・給料のレンジ
公的・民間調査
- 賃金構造基本統計調査(令和7年/2025年): 平均給与 1,512万円
- 職種別民間給与実態調査(2025年): 医師平均 1,448万円、医科長 1,697万円、副院長 1,929万円、病院長 2,157万円
- 医療経済実態調査: 勤務医 1,461.0万円、勤務医 1,485万円。開業医は2,627万円、2,636.6万円、院長2,587万円などの値があります。調査対象・定義差により幅がある点に注意が必要です。
副業・アルバイト込み
- 医師年収アンケート(2025年): アルバイト・副業込み中央値1,700万円、主たる勤務先のみ中央値1,300万円。副業の有無で大きく変わります。
- 転職医師データ: 平均1,517万円、中央値1,500万円。
- 求人年収: 下限平均1,333万円、上限平均1,885万円。
年代別の目安
- 20代: 745万〜757万円
- 30代: 1,086万〜1,470万円(別資料では1,263万円)
- 40代: 1,703万〜1,746万円(同1,725万円)
- 50代: 1,780万〜1,889万円(同1,837万円)
- 60代: 1,819万〜1,981万円(同1,926万円)
- 70歳以上: 約1,590万円
勤務先・診療科別
- 病院(大学病院以外): 中央値1,500万円
- 大学病院: 800万円未満
- クリニック勤務医: 1,300万円
- クリニック開業医: 1,500万円
- 診療科: 美容外科2,674万円、形成外科2,173万円、産婦人科1,844万円、泌尿器科1,731万円、耳鼻咽喉科1,704万円、整形外科1,703万円、外科1,692万円。別資料では脳神経外科が高いとする記述もあります。
- 研修医: 初期研修医は450万〜500万円と700万円程度の両記述があり、病院差・地域差が大きいとみられます(推定)。
手取り年収の考え方
医師の額面年収からは所得税・住民税・社会保険料などが差し引かれます。高年収帯では天引き率が高くなり、手取り率はおおむね65〜73%が目安です。
- 年収1,000万円: 手取り約727万円(73%)
- 1,500万円: 約1,024万円(68%)。別資料では950万〜1,050万円
- 1,700万円: 約1,133万円(67%)
- 2,000万円: 約1,303万円(65%)
注意点:
- 開業医の2,600万円台は「損益差額・事業利益」で、給与とは別物です。人件費・家賃・機器リース・借入返済などを負担し、自由に使える金額は小さくなる可能性があります。
- 当直・オンコール・残業・非常勤の有無で年収は大きく変動します。当直なしで年収が300万円程度下がるケースもあります。
- 副業・アルバイト収入を含むかで比較条件が変わります。求人票の年収も当直込みか要確認です(推定・注意)。
比較するときのポイント
- 平均値だけでなく中央値・レンジを見る。
- 額面か手取りか、副業込みかを揃える。
- 勤務時間・当直回数・オンコールで時給換算する。
- 開業医は事業利益、勤務医は給与として別枠で考える。
- 大学病院・研修医期は一般病院より低いことがある。
FAQ
医者の平均年収はいくらですか?
代表値としては約1,512万円(給与ベース)がよく使われます。副業込みでは1,700万円前後、勤務先のみでは1,300万円前後とするアンケートもあります。
医者の手取りはどのくらいですか?
年収1,500万円前後で約950万〜1,050万円、1,700万円で約1,133万円が目安です。税・社会保険料で3割前後引かれます。
開業医はどのくらい稼ぎますか?
開業医・院長は約2,600万円台の調査値がありますが、これは事業利益で、経費や借入返済の負担に注意が必要です。
まとめ
医者年収は、公的統計では平均1,512万円前後、勤務医は1,461〜1,485万円前後、開業医は2,600万円台の調査値があります。ただし副業込み・手取り・当直の有無・開業の経費負担で実態は大きく変わります。自分の条件に近い年代・勤務先・診療科のレンジと手取り率を確認して比較しましょう。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。